新編集部での初めての制作号です。
今号より、「現代の苦」から一つテーマを選び、その苦しみとの向き合い方を仏教に訊ね探っていきます。
今回選んだテーマは、「今日もはたらく」。
多様な側面を持つ「はたらく」の中で、特に焦点を当てたのは「やりたくないけど、やらなければならないこと」です。
ある人にとっては会社の仕事。別の人にとっては家事や介護のような日々の務め。あるいは朝起きることも、誰かにとっては「やらなければならないこと」かもしれません。
どんな人にも、避けられない「やらなければならないこと」があるのではないでしょうか。
そうした苦しみやつらさとどう向き合うかを、皆さんと一緒に考えていけたらと思います。
vol.64