【イベントレポ】アラサー僧侶とゆるーく話す会に参加してみた

フリースタイルな僧侶たちが定期開催している「アラサー僧侶とゆるーく話す会」。「行ってみたいけど、どういう雰囲気なの?」と読者から声があったので、今回はライターさんに密着レポートを書いてもらいました!お坊さんと過ごすゆる〜い雰囲気をお楽しみください。

こんにちは。ライターでイラストレーターの、ののたです。
先日「アラサー僧侶とゆるーく話す会」へ初参加してきました!

お坊さんってなんかミステリアスですよね。ただでさえ気になっちゃう存在なのですが、普段はなかなか気軽にお坊さんと話す機会がありません。

一度お坊さんとゆっくり話してみたいなぁ」と思っていたところ、ひょんなことから編集部に声をかけていただき、イベントレポートを書くことに。

個人的にお坊さんに相談したいこともあったので、悩みを持ち込み、いざ会場へ!

アラサー僧侶とゆるーく話す会とは?

その名の通り、アラサーのお坊さん数名とゆるーくお話する座談会です。

参加者に年齢や性別などの制限なく、お話するテーマは、「あなたの話したいこと」だそうです。めちゃくちゃ自由。

普段の生活の中でモヤモヤしていることや、とにかく誰かに聞いてほしいことなど、何でも構いません。単純にお坊さんと話がしてみたいという方や、お坊さんの生態や仏教の考え方に興味のある方、ただただまったりと時間を過ごしたい方も歓迎です。お茶とお菓子をいただきながら、お坊さんと一緒に時間を過ごしてみませんか?どなたでもご参加いただけます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

敷居が低くゆる〜い雰囲気が公式の説明からも伝わってきます。
はたして、どのような雰囲気なのでしょうか?

※趣旨と流れは動画でも見ることができます↓

アラサー僧侶とゆるーく話す会@三津寺

この日の会場は、心斎橋にある三津寺さん。

部屋に入ったら、法衣を着たお坊さんが受付にいらっしゃいました。お寺っぽいです。

「こちらをどうぞ」と、手渡されたものは『フリースタイルな僧侶たち』のフリーペーパー。


手元でペラペラめくりつつ、開始時間を待ちます。

集まったのは、参加者10人とお坊さん3人。参加者の比率は少し女性の方が多い印象です。
開始時刻になったら、みんな掛け軸の仏様に合掌します。

まずはじめに、今日お話しするお坊さん3人が軽くトーク。カタい雰囲気をアイスブレイクしてくれます。

本日のお坊さんラインナップは、
・小柄でほのぼの空気が漂う若林さん
・目がキラキラで独特な雰囲気の飯野さん
・「こんなお兄さん近所にいそう!」な佐竹さん
のお三方。

アイスブレイクが終わったら「お茶とお菓子を自由に取っていってくださーい」とのお声が。
初参加で少し遠慮していたら、常連の参加者さんがお盆にセットで渡してくれました。

お茶セットを持ち、3人のお坊さんのいる元に適当に分かれます。
参加者4人のグループが2つ、参加者5人のグループが1つ、計3グループになりました。

これから、どんな話が始まるんだろうと、ドキドキしていたのを覚えています。

私ははじめは若林さんのグループになりました。
簡単な自己紹介から始まり、ゆるい雑談、そしてお悩み相談に。

若林さんは、相談者さんのお話に対して「ふむふむ」と頷きながら、じっくり聴いてやさしく寄り添ってくれます。
初めてお会いした人同士にもかかわらず、温かく受け入れてくれる雰囲気がありました。

実は「お坊さんとの座談会」と聞いて、仏教の用語を交えてアドバイスされる会をイメージしていたんです。
でも、このイベントでお坊さんが行われているのは「傾聴」。お坊さんが一人の人間として、どんな話でも優しく傾聴してくれます。

30~40分くらい経ったら、解散して別のお坊さんのグループへ。
立ったついでに、お菓子もちゃっかり補充します。

次のお坊さんは、飯野さん。
最初のトークでは「とある人から小言を言われてヘコんだ」と話されていて、参加者の皆さんから励まされたりしていました(笑)
お坊さんってお堅いイメージあったけど、飯野さんはすごく柔らかな印象があります。まさにこの「アラサー僧侶と話す会」雰囲気そのもの。

どうやってこの雰囲気作ってるんだろう、と気になり尋ねてみたところ、
「参加者さんがしゃべりやすい雰囲気を第一にしていますので、とくに僕が仕切ろうとか思ってないですね~」とのことでした。

黒子に徹する飯野さん。こういう姿勢が、あの雰囲気に繋がってるんですね~

最後の佐竹さんのグループの時には、もうみんな喋るのに慣れているので、スムーズに会話が始まりました。

さて「ここで言わねば!」と私は自分の悩みを打ち明けました。

先日、お仕事でお地蔵さまのイラストを描く機会があったのですが
仏教的にNGなポーズや図柄ってあるのかな?」と悩んでいたのです。

そこで、この悩みを打ち明けてみたところ・・・

佐竹さん曰く、「この絵、すごくいい」とのことでした(笑)

私が想像していた以上に、仏教は個人の創作表現に寛容だったようです。
とはいえ、一つ一つの意匠には意味も込められているので、オリジナルと伝統のバランスを考えることが大事だとわかりました。

さらに話を聞けば、佐竹さんは美術系の専門学校に通っていたそう。
それでも佐竹さんは、美術系の職業に就かなかったことを一時負い目に感じていたそうで。

私といえば、今はこうやってイラストのお仕事をしているけど、美術の勉強はせいぜい高校の授業止まり。
ちゃんと専門学校行っとけばよかったなーと思うこともしばしばありました。

これって、私の夢をお坊さんが叶えてくれてて、私は意外とお坊さんの夢を叶えてるのかな?? そう思えば少し今の仕事にも自信を持てた気がしました。

と考えているところで、私の初「アラサー僧侶とゆるーく話す会」は幕を閉じました。

おわりに

この日の参加者の中には、リピーターの方も数名いらっしゃいました。
リピーターさん曰く、「その日やメンバーによって話す内容もまったくちがうから、何回も参加したくなる」とのことでした。その気持ちはわかります!

全国を見ても、このような座談会を開いているお寺は珍しいそうで、当日は関西圏外からの参加者さんもいらっしゃいました。
大阪観光ついでに寄るのもいいかもしれません。

悩みがなくても別にいいし、何か聞きたいことが思いついたら自由に話してOKと、とてもゆるい雰囲気でした。

とはいえ、進行がとてもゆるい割には、話の話題に困ったな…と息苦しい場面は全くありませんでした。
「僧侶と話す」というだけでこれだけ盛り上がれる空間はすごいと思います。

最後に、今回のまとめイラストを描いてみました。

『アラサー僧侶とゆるーく話す会』は、このWebマガジンのイベント情報やフリーペーパーで、随時開催日を掲載してます。

私もまた参加したいなぁ。会場でお会いした際は、ぜひよろしくお願いします!