vol.62 金

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フリーマガジンVol.55 「仏教の未来に挑戦し続けて10周年」 発行しました。

令和元年81日、フリースタイルな僧侶たちはおかげさまで発足から10周年を迎えました

「仏教を身近に、日常に。そして、あなたの生きる力に」。この思いのもと、宗派を超えて僧侶が集まり、フリーペーパーの発行やウェブでの発信、イベントの実施など、型にとらわれずに発動してきたフリスタ。

vol.55は、10周年記念号。特集では、フリスタを発足した池口龍法と、その後を継いで前代表を務めた若林唯人に、現代表の加賀俊裕がインタビューし、フリスタの10年を振り返りつつ、今後についても語ります!

表紙の写真は、原点に立ち返り、創刊号と同じ場所・同じ構図で撮影しました。

歴代代表が”特濃”で語る「フリースタイルな僧侶たち」の仏教

今号で語られるのは、代表を務めた3名の僧侶が、フリースタイルな僧侶たちにどのような思いを託したのか。同時にそれは、仏教を通して僧侶が時代をどのように見つめてきたか、その歴史を映し出しています。

「フリースタイルな僧侶たち」は、一人の僧侶の悶々とした感情から始まりました。今でこそ仏教は身近な存在として捉えられることも増えました。しかし、10年前、世間に漂っていたのは、宗教への不信感です。

そんな状況に風穴を空けようと、2009年8月、フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』は刊行されました。創刊者であり初代代表である池口から語られたのは、仏教の物語をさらに魅力的に加筆していくことが自分がこの世を生きる意味だという真っ直ぐな言葉です。

さらに、バトンを渡された2代目代表の若林は、僧侶に求められているものは「慈悲」だという強い信念のもと、苦しみが和らぐような仏教を表現するため、全神経を紙面に注ぎました。

また、現代表の加賀が掲げるのは「日常のなかで、仏教を生きる」というテーマ。フェリシモとのグッズ開発や、修行体験イベント「ブッダニア」、そして、来年開設予定のオンラインサークルなど、従来のコンテンツの枠を拡大し、仏教と日常の接点を探っています。

仏教の未来に挑戦し続けて10周年。この一冊に綴られているのは、フリースタイルな僧侶たちの歴史、そして時代とともに生きる僧侶の思いの軌跡です。チャレンジし続けるフリスタの姿、ぜひご一読ください。

55号の他のラインナップはこちら

  • 【コラム】竹林真悟 -『お寺でよく見かけるけれどなんだろ“アレ”』vol.9「好きよ あなた 仏道に ほらアプローチ♪」
  • フェリシモ×フリスタ コラボ商品開発レポート Vol.3by 林中えみり)
  • 【イベント】これから開催されるフリスタ主催イベント (こちらを参照
  • 【マンガ】みつざわひろあき -『仏の国ブッダニア』第6話「セミ・フォーエバー」
  • 【告知】フリスタオンラインサークルを設立します!

▶︎フリーマガジン入手方法
▶︎Webで読む

さて、色々とあった10年間。振り返れば、やはりちょっと、センチメンタルにもなりますね。大変なこともありましたが、「フリースタイルな僧侶たち」という場で出会えた“仏教ファン”の皆さまの存在に、「仏教の未来」を感じ、私たちの活動の励みになってきました。

最後になりましたが、この活動が今日まで、10年もの長きに亘り続けてこられたのは、ひとえに、フリーペーパーの読者の皆さま、イベントにご参加くださった皆さま、そしてフリスタをご支援くださっているサポーターの皆さまの応援があってこそです。この場を借りて改めて深く感謝申し上げます。