vol.65 傷つき・傷つけ

vol.65

傷つき・傷つけ

特集「傷つき・傷つけ」を発行しました Vol.65

フリースタイルな僧侶たち65号が、2025年9月30日に発行されました。

特集は「傷つき・傷つけ」です。

 

「もう、人と関わりたくないと思ってしまうんです」

これは、今号の編集会議で、あるメンバーからこぼれた言葉です。

人とぶつかり、傷を重ねるにつれて、そのように感じてしまう人も少なくないのかもしれません。できることなら、傷つきたくないし、誰も傷つけたくない。それは誰もが抱く率直な思いでしょう。だから、人との関わりから少し距離を置くことも、自分を守る大切な手段の一つです。

その一方で、人との距離を取ることで、傷つかないけど、深くは繋がらない。そんな関係が、ちょっと寂しい感じもします。

傷つくのは怖いけれど、人との繋がりが薄れるのもやっぱり寂しい。そんなどうしようもない想いを抱えて、今号では、「傷つき・傷つけ」との向き合い方を考えていけたらと思います。

Vol.64「今日もはたらく」目次

  • P03 傷つき・傷つけ
  • P04 もう傷つきたくない、と思った日のために
  • P10 傷つけたり、傷つけられたりした話
  • P13 お寺スナップ
  • P14 対談「すみません、飲みに誘ったら迷惑ですよね…?」
  • P20 フリースタイルな僧侶図鑑 vol.2
  • P22 あとがき

 

65号「今日もはたらく」の内容

表紙・裏表紙

デザイン:加藤千歳

P2 傷つき・傷つけ

文:秦正顕
写真:K.NORIMASA

P4 もう傷つきたくない、と思った日のために

インタビュー:井上広法

取材:村田保子、秦正顕
文:村田保子
写真:秦正顕

P10 エッセー:傷つけたり、傷つけられたりした話

 

P14 お寺スナップ

写真:K.NORIMASA

 

P14 対談「すみません、飲みに誘ったら迷惑ですよね…?」

インタビュー:中島岳志
取材・文・写真:秦正顕

P20 フリースタイルな僧侶図鑑 vol.2

インタビュー:大河内大博
取材・文・写真:鈴木一世、秦正顕

P22 あとがき

 

 

「フリースタイルな僧侶たち」はフリーペーパーです。日本全国のお寺を中心に、書店、カフェ、大学、美術館などで、入手することができます。

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フリースタイルな僧侶たちの第1号が創刊されたのは、2009年8月10日のこと。昨年、刊行15周年を迎えることになりました。

これまでの期間、長きに渡って活動することができたのは、支援くださっているサポーターのみなさま、発行をたのしみに待ってくださっている読者のみなさま、制作を手助けくださっている関係者のみなさまのおかげです。心より感謝申し上げます。

今後とも、フリースタイルな僧侶たちを何卒よろしくお願いいたします。

 

<クレジット>
発行人・編集長:秦正顕
編集:鈴木一世、村田保子、K,Norimasa、川畑菜南子
デザイン:福井裕孝
Web制作:磯部亮太
特別協力:加賀俊裕