vol.62 金

vol.62

Magazine

vol.52

修行

「えっ ちょと待って 寒っ! 急に寒っぶ!」

さっきまでキンモクセイ香ってませんでしたっけ?
もうすっかりセーターとダウンが手放せない季節になっちゃいましたね……。

そんな冬の気配を背中に感じながら、11月1日、フリーマガジンVol.52を発行しました。

特集はズバリ「修行」。

「お坊さんといえば修行」みたいなイメージはありますが、一体お坊さんって、何のために修行をしてるのでしょうか?
修行を経験したら何か変わるのでしょうか?

そんな仏道修行の本質に迫る今回の特集。
読めば、これまでの「修行」のイメージがゴロッと変わってしまうかもしれません。

話は、冷たい水に打たれる「水行(すいぎょう)」からスタート。

「寒さに耐えることが修行だと思いがちですが、それは水行の本来の目的ではない」と語るのは、フリースタイルな僧侶たち代表の加賀さん。

加賀さん曰く、修行とは「苦しみの原因である煩悩を滅して、仏に成るために、仏教の教えを実践する」ことなのだそう。

厳しさに耐えるだけが修行ではなく、煩悩と向き合おうとするはたらきが修行ということです。

こうして始まる修行トークは、加賀さんの修行時代の話から、フリスタが主催するイベント「修行体験ブッダニア」に至るまで。

臨場感のあるお話が続くので、気分はまるで修行僧になったかのよう。読むだけで修行時のお坊さんのリアルな心の動きを体感できるかも。

僧侶の修行とは何なのか、気になる方はぜひとも読んでみてください!

52号の他のラインナップはこちら
【コラム連載】「お寺でよく見かけるけれど なんだろ “アレ”」ご本尊っぽいけどご本尊じゃない仏像アレコレ-竹林真悟
【マンガ】 仏の国ブッダニア 第3話「修行と生活と」-光澤裕顕