vol.61 休む

vol.61

休む

行脚、世界。

「行脚」とは、修行のために僧侶が各地を歩いて旅をすること。「世界」とは、仏教ではグローバルの意ではなく、人それぞれが持っている世界観のことを意味します。

私たちが見て、聞いて、触って、思える「世界」とは決して一つではありません。誰もが大なり小なり、思想・宗教・文化と呼ばれるものを持っていて、星と星が重力で引かれ合うように、他者と影響を与え合いながら、自分の世界を揺らして生きています。

仏教という2500年の年月を越えて、今私たちの傍にあるものも、そんな”他者”の一つです。

私たちはまだ何も世界のことを知りません。「行脚、世界。」に込めたのは、そんな自他の境界線を行ったり来たりしながら、”世界の揺らぎ”を楽しんでいく姿です。

創刊13年目を迎える『フリースタイルな僧侶たち』とともに、不要不急の行脚の旅へお参りいただければ幸いです。

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休む

「休めって言われても、休み方がわからない」
「何もしないことに不安や罪悪感を覚える」
「休みの日もなんとなく休んでいる気にならない」
「休むというよりも、何かに休まされているような感覚がする」

そんな声がある。考えはじめると「休む」って、むずかしい。私たちの安らぎは、どのような「休む」の末に見つかるのだろう。作為(do)としての「休む」や、労働の相対としての「休む」からは少し離れ、日々の暮らしの隙間で味わう、”生き返るようなあの感覚”から「休み」を紐解いてみよう。

vol.61

Contents

  • 02.休むことについて漫画家:犬のかがやき
  • 03.休む、もしくは、降りるということ執筆:稲田ズイキ
  • 04.いろいろな人から聞き集めた、日常の自分から「降りる」とき・もの・ことやあすった / 稲垣かのこ / ゆかりちゃん / 苫米地結子 / 野口羊 / 板橋諒
  • 06.買い食い日誌K.Norimasa
  • 08.休む、通る稲田ズイキ / 福井裕孝 / 藤山亜弓
  • 10.最近読んだブッダの真理のことば Dhammapada読み手:藤山亜弓
  • 12.坐禅、しかし猫執筆:藤山亜弓
  • 18.お茶でも啜ろうではないか執筆:田中帆夏 / 監修:塩竈義晴
  • 20.さきほど屋台にて下寺孝典 / 稲田ズイキ
  • 22.編集部のフリースタイル通信田中帆夏

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