「えっ ちょと待って 寒っ! 急に寒っぶ!」
さっきまでキンモクセイ香ってませんでしたっけ? もうすっかりセーターとダウンが手放せない季節になっちゃいましたね……。
そんな冬の気配を背中に感じながら、11月1日、フリーマガジンVol.52を発行しました。
特集はズバリ「修行」。
「お坊さんといえば修行」みたいなイメージはありますが、一体お坊さんって、何のために修行をしてるのでしょうか? 修行を経験したら何か変わるのでしょうか?
そんな仏道修行の本質に迫る今回の特集。
読めば、これまでの「修行」のイメージがゴロッと変わってしまうかもしれません。
話は、冷たい水に打たれる「水行(すいぎょう)」からスタート。
「寒さに耐えることが修行だと思いがちですが、それは水行の本来の目的ではない」と語るのは、フリースタイルな僧侶たち代表の加賀さん(あだ名カガーリン)。
水行は別名「水垢離(みずごり)」とも言って、煩悩の垢・汚れを清めるために、水を浴びることを意味するのだそう。なるほど!
じゃあ一体、修行ってなんなのさ!って聞きたくなるところで、加賀さんの答えはこちら。
「苦しみの原因である煩悩を滅して、仏に成るために、仏教の教えを実践する」のが 仏教の修行の本質だと言っていいんじゃないかな
厳しさに耐えるだけが修行ではなく、煩悩と向き合おうとするはたらきが修行ということです。
こうして始まる修行トークは、加賀さんの修行時代の話から、フリスタが主催するイベント「修行体験ブッダニア」に至るまで。
臨場感のあるお話が続くので、気分はまるで修行僧になったかのよう。読むだけで僧侶のリアルな心の動きを体感できるかも。
お坊さんの修行って何なのか、気になる方はぜひとも読んでみてください!
52号の他のラインナップはこちら
- 【コラム連載】「お寺でよく見かけるけれど なんだろ “アレ”」ご本尊っぽいけどご本尊じゃない仏像アレコレ-竹林真悟
- 【マンガ】 仏の国ブッダニア 第3話「修行と生活と」-光澤裕顕
フリーマガジンを手に入れたい方はこちらをチェック!
Webで読みたい方は、こちらからPDFをDLください!
ぜひご感想など、SNSでお聞かせください。お待ちしています卍〜